love history

2003年12月29日
love history という小説を読んだ。これは彼から借りたもの。
一人の女性が 結婚前夜、今までの過去の恋の思い出の品々を捨てに雪山へ出向き、交通事故にあう。彼女が次に目覚めたとき、彼女は過去、昔の恋人との時間にタイムスリップしていた
…という始まりの物語である。
彼女は、かつての恋人たちとの思い出の曲を聞く度、その時代へと飛べることを知る。
なぜ自分は”飛ぶ”のか。己の境遇を謎に思いながらも、彼女はある、一人の”恋人”と”再会”する。
彼は、今は亡き人だった…。
彼を選べば、彼は生き延び、だが結婚相手との”今”はなくなる。
悩んだ末に 彼女は、”今”を選んだ。
もし 過去へ戻り、もう一度かつての恋人と過ごせたら…
私はまだ人生短いし、誰かと付き合い、別れた経験は、二度しかない。(今の彼とは別れない!)
本気で好きになって叶わなかった人なら、約二人強いた。
もし今、過去に飛ぶことができたとしても、もしかつて好きになった人が、死んでしまう運命で、もしそれを自分の”今”と”彼との生活”を引き替えに 変えることができたとしても、私はきっと”今”を選ぶだろう。
今までの相手とは、それぞれみんな真剣だった。そういう過去があるから、今の彼とも出会えた。
いつも その時自分ができる精一杯のことを、私はしてきたつもりだし
それによって辿り着いた”今”に、私は満足している。もしこの先、かつての好きになった人たちがいなくなっても、私は後悔しない。
後悔しない。
…うまく言葉にできないけれど
この小説を読んで、私は、もっと今の彼と居たいと思った。居なくちゃと思った。
そして彼だけではなくて、”今”をもっと大事に生きていこうと思った。
この小説のように、過去へ戻れるわけもないし…、懐かしむのではなく戻りたい、と思うことがないように。

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